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ACOUSTIC REVIVE

BWA-4

BWA-4

通常価格 ¥17,500
通常価格 ¥18,480 セール価格 ¥17,500
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スタッフ 宮﨑です。


今回はスピーカー用のオーディオアクセサリーをご紹介いたします。
この画像をみて「あーアレね〜」と思われた方も少なくないはず。

このアイテムはあのACOUSTIC REVIVEから2007年に登場し18年間ロングセールスを続けるBi-Wire(バイワイヤー)アダプターです。

ACOUSTIC REVIVE
BWA-4 /2個一組

「なぜ今さら、このアイテムを紹介するのか?」

実は、それには私自身の衝撃的な体験があります。

店頭展示中のPARADIGM ブックシェルフスピーカー “PERSONA B”。

そのパフォーマンスにどうにも納得がいかず、時間を見つけてはアンプやケーブルを「手を替え品を替え」状態で試行錯誤していました。

しかし、なかなか決定的な改善が見られず、モヤモヤは募るばかり…。

そんな時、ふと目に留まったのが、このBWA-4。

「・・・!!」

これまでのPERSONA Bからは聴こえてこなかったパワフルで伸びやかな低域!!

音の輪郭が明瞭、ボーカルの定位もピタリと決まり、低域の締まりと中高域の抜けが格段に向上!
脳内のモヤモヤが一聴して払拭!!

あまりの感動にいてもたってもいられず当店のお客様にも手当たり次第声をかけて改めてPERSONA B の音をご試聴いただいた程です。

前置きが長くなりましたが今回ご紹介する【BWA-4】の概要を簡単に。

スピーカーユニットは電気を加えると振動板が動き、振動とともに逆起電力(発電)も発生します。
特にウーファーのような大きな振動板は電気を切っても惰性で動き続け、逆起電力を発生。
スピーカー背面に+/- (高域・低域)で端子を構成しているタイプは逆起電力の影響を最小限に抑えるための構造ながら


1組のスピーカーケーブルで接続するシングルワイヤリング時はジャンパー線(ショートバー)で高域・低域を接続する内容となります。

しかしこの時ジャンパー線を介して低域から発生した逆起電力が高域(トゥイーター)に回り込み、音質劣化の原因となるというもの。

そこで、BWA-4では、シングルワイヤー接続時のジャンパーを排除をすることで、高域・低域を均等分配。逆起電力の混入を抑制し、位相の正確さと透明感を向上させます。 

メーカーによる高域側端子に流れ込む逆起電力の測定
(青色が低域側・赤色が高域側)

• 超高導通構造

 鉛レス黄銅に銀+ロジウムメッキ処理を施し、-196 ℃の超低温処理を施したダブルスクリューでケーブルを固定。
導通損失を極限まで抑制


• 制振設計による音質改善

 2017S 航空用ジュラルミン製キャップと異種金属(黄銅)による制振構造により、端子からの振動伝播を抑え
ノイズや共振による音質劣化を軽減


という事で
この【BWA-4】を実際に使用してみたいと思います。
・BWA-4は2個1ペア単位での販売となりますので、実際のところスピーカー(左・右)で2ペア必要となります。
・BWA-4本体と+/−端子が接触する可能性がある場合に備え絶縁チューブが付属しているのみで、スピーカーケーブルは付属しておりません。

(画像は1ペア分となります)


別途必要になるものは、BWA-4とスピーカーの低域側、高域側端子間をつなぐケーブルです。(片側/計4本)

今回はSAEC のSPC-650を使用していきます。

SAECのSPC-650のようにケーブルに方向性があるものは、予め矢印などのマーキングをしておく事をお勧めします。

現在ご使用中のスピーカーケーブルの長さにゆとりのある場合、約10cm程カットして(スピーカーの端子の仕様を要確認)このケーブルを用意します。
(ケーブルにゆとりがない場合は別途ケーブルの用意が必要です)
※φ5.9 mmまでのケーブルに対応

(↑ 左右のスピーカー用に4本用意します)

(↑ 方向性に注意して外皮から中の心線部を抜き出します)

BWA−4側になる方を約1cm程外皮を取り除きます。

(接続時識別しやすいように赤色の線を+側 / 白色の線をー側 に使用します)


(左右スピーカー分のケーブルが準備できました)

 BWA-4本体にケーブルを接続していきます。

ケーブルの芯線がばらけないようにしっかりとまとめて穴に入れ締め込みます。

(↑左右1ペア分が接続できました)

次に現在使用しているスピーカーケーブルにBWA−4を接続していきます。

・入力側のケーブルはφ4.3 mmまで対応
・バナナプラグをご使用の際はバナナプラグを外す必要があります。
(Yラグを使用の方はそのままBWA-4に接続可能です※内径≥φ8mmまで対応)

上の画像のように芯線が酸化して黒ずんでいる場合はこの機会に 銅線部をカットしてリフレッシュする事をオススメします。

(↓芯線は12mm程度外皮を剥きます)

スピーカーケーブルをBWA-4に接続していきます



しっかりと締め込み接続していきます。

+側・ー側両方接続してカバーを取り付けます。

最後に絶縁チューブをはめこみます

スピーカー左右2ペア分を接続したら完成!

スピーカーに接続側については、さらにバナナプラグやYラグを装着するとより確実な接続が期待できます。
(今回は芯線の状態で仕上げております)

完成したので、早速シングルワイヤとBWA-4仕様で比較試聴をしていきます。

試聴に使用するスピーカーは、JBL L82CLASSIC MkⅡ です。

アンプはAccuphase のプリメインアンプ「E-3000」でドライブしていきます。

JBL L82CLASSIC MkⅡはモデルチェンジを機にバイワイヤー対応のターミナルに仕様変更されたモデルです。

① スピーカーケーブルはSAEC ・SPC-650をシングル接続
(スピーカーに付属のショートバーを使用した状態で)

② 今回用意したBWA-4 +SAEC SPC-650を付属ショートバーを外しバイワイヤー接続して試聴

(各端子に接続しているケーブルはSAEC・SPC-650を使用しています)

試聴に使用するのはこの2枚のCD ♪


画像左:JANE MONHEIT (ジェーン・モンハイト)
アルバム名:Taking A Chance On Love
1曲目 Honeysuckle Rose を試聴 ♪

画像右:MARCUS MILLER (マーカスミラー)
アルバム名: M2
9曲目  Cousin JOhn を試聴♪

スピーカーがJBLとなるとついついベースの入った曲を選びがち(笑)

まずは、①の仕様のシングルワイヤーで試聴していきます。

私の聴きどころポイント

⚪︎JANE MONHEIT (ジェーン・モンハイト)
 ・冒頭のベースの弾み
 ・ボーカルの明瞭感・ニュアンス
 ・ボーカルと他パートのセパレーション など

⚪︎MARCUS MILLER (マーカスミラー)
 ・冒頭のドラムの音圧感
 ・ベースのキレ
 ・見通しの良さ  など


ひと通り①のシングル接続での試聴を終え、接続をチェンジしていきます。

High/ Low をショートしている金メッキのショートバーを外しBWA-4から各ターミナルに接続していきます。
(やっぱりバナナプラグにすればよかった(苦笑))

確実に接続した事を確認してAccuphaseのアンプの電源をON!

早速この仕様で試聴をしていきます。


⚪︎JANE MONHEIT (ジェーン・モンハイト)
・冒頭のベースの弾み 
 → 輪郭がしっかりと感じられるようになり、思わず「オッ」と声を出してしまう。

・ボーカルの明瞭感・ニュアンス
 → 明らかに透明感がでて ボーカルがスッと入ってくる。
 → シングルワイヤ時に感じていたキツく感じていいたフレーズが気にならなくなるも、声の強弱がしっかりと感じ取られるようになった。

・ボーカルと他パートのセパレーション など
 → 背景が静かに感じられて、各パートの音像定位も良好!
    

⚪︎MARCUS MILLER (マーカスミラー)
・冒頭のドラムの音圧感
 → シングルワイヤー時の方が音の塊が迫ってくるイメージ。しかしながらスネアドラムとキックのキレは断然こちら。量感はありながらもスカッと聞けるのは好みでした。

・ベースのキレ
 → モヤモヤしたところがなく、圧倒的にクリアです。
 → ベースのボディ感も感じられ弦を弾いた感じもリアルに聴こえます。


・見通しの良さ
 → ボーカルを聞いた時同様、S/N感の良さ・音像がしっかりと立って抜けが良いサウンドに!

JBLのL82CLASSIC MkⅡでバイワイヤー接続したのは、今回が初の試みでしたが、私の総評として「気持ちよくスピーカーが唄ってくれた」この一言に尽きます。

もしかするとシングルワイヤー接続時の音の出方が好きな方もいるかもなぁ。。。
と感じつつ、改めてオーディオの楽しさ・奥深さを噛みしめながら
今回の比較試聴を終えました。

店頭でのご試聴のリクストなどございましたら、お気軽にお声がけくださいませ。

今回ご紹介いたしました
ACOUSTIC REVIVE
BWA-4

 

今まで眠っていたスピーカーの実力が開花するかも!?


BWA-4は、スピーカーユニット間の逆起電力による干渉を抑え、

純度の高い信号伝送を可能にするシンプルかつ効果的なアクセサリー。

「まだ試していないなら、是非ためしていただきたい!!」

ご所有のスピーカーの背面ターミナルを
今一度ご確認いただきまして
純正ショートジャンパーでお楽しみの方
是非一度ご検討されてみてはいかがでしょうか!

 

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